ニンシンって、そもそもどういうコト?

妊娠の成立は、まさに生命の神秘です。精子と卵子が受精し着床するまでの
「妊娠のメカニズム」を、セイシくんとランシちゃんの物語としてご紹介します。

おなかのなかの キセキの出会い

ランシちゃんは、月に一度、15〜20の候補から
ひとりだけが選ばれ、卵巣から送り出されます。
そして、長くて1日という儚い寿命のなかで
セイシくんとの運命の出会いを、ひたすら待ちつづけるのです。

一方セイシくんは、約1億ものライバルたちと競いながら、
ランシちゃんが待つ卵管へと必死で泳いでいきます。
卵管までの長い道のりには、危険がいっぱい。
ほとんどのセイシくんたちが、途中で力尽きてしまうのです。

そして最後の難関は、ランシちゃんを囲む堅いカラ。
ライバル同士が協力しあって、懸命にカラを破ります。
でも、ランシちゃんと結ばれるのは、たったひとりだけ。

苦難を乗りこえ、やっと出会えた
セイシくんとランシちゃん。
結ばれたふたりは、ひとつの受精卵となって旅に出ます。

約1週間かけて子宮にたどりつき、
子宮内膜のベッドへともぐりこむことができたふたり。
ここから、新たないのちが育っていくのです。

排卵・受精のメカニズム

排卵から着床までの流れ】
女性の生理周期のうち、1周期に1回、成熟した卵子が、卵巣から排出される現象があり、これを排卵といいます。
排卵した後すぐに、卵子と精子が出合い、受精します。
受精から約1週間かけて子宮内膜の奥深くもぐり込んで着床し、妊娠が成立します。