妊娠したいと思ったら、気をつけることって?

おなかの赤ちゃんはママのからだとつながっていて、
ママや周りの環境にとても影響されます。
パートナーにもあなたの妊娠したい気持ちを伝えて、協力してもらいましょう。

いまの生活習慣で大丈夫?
タバコ

妊娠したいと思ったら、早めに禁煙を。妊娠前の喫煙本数が多いほど赤ちゃんはできにくくなり、妊婦の喫煙は早産や自然流産につながりやすいといわれます。 また、周囲からのタバコの煙にも注意が必要です。男性の喫煙も、精子の受精能力が低下するといわれています。

タバコ
お酒

お酒は控えめに。もし妊娠していればアルコールは胎盤からおなかの赤ちゃんへと直接運ばれてしまいます。男性が毎日大量に飲酒すると、精子の受精能力が低下するといわれています。

お酒
カフェイン

カフェインを含むコーヒーや紅茶、煎茶などを毎日大量に飲むと血行が悪くなり、妊娠の成立に悪影響が。濃いコーヒーを何杯もおかわり、なんてことは控えたほうがよさそう。

カフェイン
ダイエット

妊娠したいなら無理なダイエットは要注意です。急激に体重が減ると女性ホルモンが正常に分泌されず、排卵が起きなくなることも。運動とバランスの良い食事を心がけながら、健康美人を目指しましょう。

ダイエット
病気や薬は大丈夫?
貧血

妊娠すると、おなかの赤ちゃんへ優先して栄養が回るようになるので、貧血の人は症状がひどくなることも。 妊娠したときに備えて、ヒジキやほうれん草など鉄分豊富な食品を多めに食べたり、サプリメントを摂って今から予防につとめましょう。

貧血
性行為感染症(性病)

性病には自覚症状が少ないものもあります。特に最近増加しているクラミジアは、気づかないうちに子宮内に炎症や癒着を起こし、妊娠を妨げることも。 感染したままでは、出産時におなかの赤ちゃんへ産道感染して肺炎や結膜炎の原因にもなるので、妊娠したいと思っているなら検査をおすすめします。 抗生物質を1~2週間飲むことで完治できます。また、男女のどちらかが感染している場合はパートナーの治療も必要です。

性行為感染症(性病)
風疹

妊娠初期に風疹にかかると、高い確率でおなかの赤ちゃんに白内障や難聴、心臓病などの異常が起こってしまいます。 予防接種を受けることで風疹にかかることを予防できますが、妊娠中は受けられません。 予防接種を受けたことがある人でも、まれに免疫ができていないこともあるので、念のために医療機関か保健所で抗体検査を受けておきましょう。

風疹
薬

妊娠の可能性があるなら、服用前に医師や薬剤師に相談を。妊娠してからは、産婦人科で薬の処方を受けましょう。

薬
レントゲン検査

妊娠の可能性があるなら、レントゲンやMRI、CTによる検査は避けましょう。おなかの赤ちゃんに影響を与えてしまうので、検査前にはっきりと伝えて。妊娠中は産婦人科医の指示に従いましょう。