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なぜ妊娠がわかるの?

妊娠すると妊娠ホルモン(hCG)が分泌されます。

妊娠週数と尿中hCG濃度

女性の体は、妊娠すると、おなかの中の赤ちゃんを育てようとする機能が働きだします。その変化の一つとしてhCG(human Chorionic Gonadotropin: ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)という名前のホルモンが、胎盤(おなかの中の赤ちゃんとお母さんの間で栄養分などを通すパイプ役)でつくられ始めます。

このhCGは普通、着床(受精卵が子宮の壁の中に取り込まれる現象)してから初めて体の中でつくられ、生理予定日(妊娠4週目)頃から尿の中に出てきます(左図)。

更にhCGは妊娠2カ月から3カ月くらいにかけてたくさんつくられ、出産するまで出続け、妊娠の状態を維持しています。普通は妊娠していなければ、hCGは尿の中には出てきません。

チェック ワンは、hCGが尿の中に含まれているかどうかを調べます。

妊娠週数と尿中hCG濃度

尿の中にhCGが含まれていれば、判定窓に赤紫色のラインが出て判定結果は陽性、含まれていなければ、判定窓に赤紫色のラインは出ず判定結果は陰性になり、これによって妊娠の検査ができるわけです。

判定結果が陽性の場合は、妊娠している可能性があります。
しかし正常な妊娠かどうかまでは、この検査薬ではわかりませんので、できるだけ早く医師の確定診断を受けてください。

判定結果が陰性の場合でもその後生理が始まらない場合は、3日後に再検査をするか、医師に相談してください。
人によって妊娠のごく初期では、尿の中にまだ充分にhCGが出てきていないため、市販の妊娠検査薬では検出されず、判定結果が陰性となった可能性があります。

妊娠を早く知っていただくことはとても大切なことです。

飲酒、喫煙、風疹などの感染症や放射線照射(レントゲン)などを避ける

妊娠している場合、生理予定日ごろはすでに妊娠4週目にあたり、このころから妊娠15週目(妊娠4ヵ月)ごろまでの妊娠初期は、胎児の脳や心臓などのいろいろな主要器官ができ始める重要な時期で、胎児が外からの影響を最も受けやすい時です。

ですから妊娠しているかどうかをできるだけ早く知り、栄養摂取や、薬の使用に充分に気をつけるとともに、飲酒、喫煙、風疹などの感染症や放射線照射(レントゲン)などを避けることが、胎児の健全な発育と母体の健康にとって、とても大切なことなのです。