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妊娠の初期症状は?

妊娠の初期症状

妊娠の初期症状は、かぜのひき初めに似ているといわれます。熱っぽかったり、体がだるかったり、胃の調子が悪かったり・・・・。

ここでは、一般的によく見られる症状を紹介してみました。

  • 生理が遅れる
    生理が予定日を2週間過ぎても始まらない場合には、妊娠の可能性が高くなります。
    その前に検査しましょう。
  • つわりがある
    早い人では生理予定日頃から始まり、だいたい妊娠4ヶ月頃にはおさまります。特に早朝空腹時に、吐き気やムカツキを感じ、ニオイにも敏感になります。
    時期や症状、程度などは個人差が大きいといわれています。
  • 乳房に変化がある
    生理予定日を過ぎたあたりから、乳房全体が張ってきます。
    また乳首が黒ずんだり、痛くなったりすることもあります。
  • 微熱がある
    生理予定日頃から熱っぽく、体がだるいと感じます。
    基礎体温が高温期のまま続きます。
  • おなかが張ったり、便秘がちになる
    妊娠の維持のために、腸の運動が抑えられることで便秘になります。また大きくなった子宮に腸自体が圧迫され、さらに便秘がちになります。
    これらの症状は、排卵後から妊娠期間全般にわたってみられます。

その他

生理予定日頃に少量の出血をみることもあります。他にも、体がむくむ、疲れやすくなる、頻尿になる、おりものが多くなる、食べ物の好みが変わる、眠たくなる、頭痛がする、イライラするなど。人によって様々な症状があらわれ、時期や程度などには個人差があります。

  • 妊娠の心当たりがあり、これらの症状がみられるときは、まず自分で簡単にできる検査として、チェックワンで検査をしましょう。 他に少しでも気にかかることがあれば、すぐに産婦人科医に相談されることをおすすめします。

早期流産について

早期流産とは、妊娠22週(妊娠約6ヶ月)未満の妊娠の早期に、胎児が子宮の中で育たず、妊娠が中断してしまうことをいいます。早期流産の原因のほとんどが染色体の異常や受精卵の未発達などで、母体に流産の原因があるのではなく、受精卵側に原因があることが多いようです。

着床するまでの自然流産の割合は50〜75%、早期流産は13.5%、全妊娠期間の流産を合せると15%になるとされています。

数日間生理が遅れて妊娠検査薬でうっすらと陽性になっても、その後生理が始まったり、再検査で陰性だったり、あるいは産婦人科での診断で妊娠していなかったりしたときはごく早期の自然流産が考えられます。
この場合検査薬が陽性になった理由は、受精卵が着床して一時的に分泌されたhCGを検出したものであり、その後流産してhCGの分泌が減少し、陰性になったものと考えられます。
妊娠検査薬は受精卵の着床後に分泌される妊娠ホルモンのhCGが尿中に含まれているかいないかを検出するもので、陽性になれば妊娠の確率が高いことを教えてくれます。
正常な妊娠なのか確認するためには、産婦人科で超音波検査などにより胎児の生存を確認し、確定診断を受けましょう。

また、生理予定日頃に少量の生理様の出血が見られたときは、妊娠による着床時出血(妊娠生理)の可能性もあります。妊娠の可能性があれば、一度チェックワンで検査してみましょう。

もし妊娠初期に、下腹痛を伴う出血があるときは、流産が切迫している「切迫流産」が疑われますが、医師の指示に従えばそのまま妊娠を継続できることが多いので、すぐに産婦人科に連絡しましょう。

超音波検査(エコー)で赤ちゃんの生存の確認ができ、医師の指示に従って安静にし、出血が止まれば、その後の妊娠経過にほとんど影響しないといわれています。

流産と診断されたら、できるだけ早く処置することが次の妊娠と母体にとっても大切です。
自分は1度は妊娠できたんだと自信を持って、次の妊娠に向けて前向きに気分を切り替えてみましょう。