背景

COLUMN

ホルモンバランスと生理

女性の健康に欠かせないのが、
“女性ホルモン”です。
エストロゲンと
プロゲステロンという2種類の
女性ホルモンのバランスが乱れると
生理不順など、婦人科系の不調を
起こす原因となります。

女性の多くが抱えている悩み

生理不順

生理周期が不安定な状態のこと。
ストレスや過度のダイエット、
ホルモンバランスが乱れると
生理不順を引き起こす原因になると
考えられています。

PMS・PMDD

生理が始まる2週間前ごろから心身が
不安定になることを
「月経前症候群(PMS)」といいます。
その中でも心の不安定さが強く出る場合は
「月経前不快気分障害(PMDD)」
と診断されます。
PMSによる症状は、生理が始まると
治まるのが特徴です。

妊娠・出産のトラブル

つわりや産後うつなど、妊娠や出産を通して
急激な体の変化があり、
さまざまな不調が起こります。
産後はホルモンの低下、
体重や血液量の変化、
授乳する体になるための
女性ホルモンの変化など、
体にも大きな負担になります。

更年期障害

閉経の前後の期間を更年期といいます。
加齢とともに卵巣機能が低下し、
女性ホルモンの分泌が乱れ、
徐々に減少していくことで
めまいや動悸、気分の落ち込みなど、
さまざまな症状があらわれます。

矢印

これらの症状は
ホルモンバランスの変化や乱れが
原因とされています。

あなたのホルモンバランスの状態を確認!

一つでも当てはまる方は
ホルモンバランスが乱れているかもしれません。

ホルモンバランスを
整えるには?

バランスの良い食事

ごはん

栄養の偏った食事や不規則な食生活は、
女性ホルモンを乱す原因となります。
主食、主菜、副菜、汁物が揃う
バランスの良い食事を心がけましょう。

質のいい睡眠

睡眠

生理前は排卵後に見られるプロゲステロンという
ホルモンが上昇するため、体温が上がり、
寝苦しさで睡眠不足に陥りがちです。
睡眠の質が悪いとストレスにつながるので、
日頃から質のいい睡眠を意識しましょう。
スマートフォンから出ているブルーライトは眠りのホルモン
「メラトニン」の分泌を抑え、脳を興奮させてしまいます。
就寝1時間前にはスマートフォンを触らないのがオススメです。
寝る前のストレッチや、アロマを取り入れると
快適な睡眠につながります。

適度な運動

睡眠

過度なダイエットによるストレスが、ホルモンバランスを乱し、
生理不順や生理が止まる原因になることもあります。
やり過ぎは厳禁です。ただし、適度な運動はホルモンバランスを
整えるのに効果的と言われています。
散歩や軽いジョギングなど、太陽の光を浴びることで
幸せホルモン「セロトニン」の分泌を促し、
心をリラックスさせてくれます。